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テンバガー(10倍株)とは?
テンバガーとは株価が10倍になる銘柄のことを指します。日本市場でも、もちろんテンバガーを探すことは可能です。しかし、アメリカ市場の方が成長率が高く、データも米国株の方が取りやすい環境が整っていますので、テンバガーに出会う可能性が高いのではと考えています。
テンバガー(10倍株)候補の探し方
自分流のテンバガー候補の探し方のため、参考にされる場合は自己責任でお願いします。
1.上場して3年以内の銘柄を対象とする。
時価総額がすでに大きくなってしまっている成熟した企業の株価は、いかに良い商品やサービスを発表したとしても、そこから得られる利益で株価を10倍へ押し上げることは困難です。急成長が起こりやすいのは上場してから3年と言われています。時価総額が比較的小さいうちに革新的なサービスを生み出せれば、株価へダイレクトに反映される可能性が高いと言えます。
2.EPSが2期連続で25%以上
EPSとは、「Earnings Per Share」の略で、「1株当たりの利益」という意味です。EPSは、当期純利益を発行済株式総数で割って計算します。株を買うということは、会社の一部を買うことになるので、全体の利益よりも1株当たりの利益が重要です。EPSが単期だけでなく、少なくとも2期以上連続して25%以上上昇していれば、急成長を遂げているシグナルの1つと考えることができます。単期のEPS増加だけでは季節的なものかもしれませんし、本業以外の利益が反映されているだけということも考えられるので、少なくとも2期連続で増加していることを重要視しています。
3.売上・営業利益の上昇を伴っている
EPSが急上昇していたとしても、それが一時的なものではないことを確認することが重要です。EPSには本業以外の利益も織り込まれてしまうので、本業が順調なのかを判断することは非常に大切だと考えています。一番簡単な確認方法は、売上・営業利益の上昇を伴っているかを調べることです。本業で利益が上がっていれば、売上・営業利益も上昇しているはずです。EPSの上昇と整合性が取れているかを確認しましょう。
2021年テンバガー(10倍株)候補発掘データ(2021年3月30日更新)
EPSの増加や売上・営業利益の増加が重要なのは分かるけど、数多くある銘柄の中から、その条件を満たす銘柄を見つけるのは至難の業です。無料のスクリーニングツールもありますが、4半期ごとでは比較できなかったり、自分なりの設定数値でスクリーニングすることはできないことがほとんどです。
そこで、米国市場で3年以内に上場した企業(500銘柄以上)のデータをまとめました。銘柄選定の助けになれば幸いです。企業ごとに決算発表日違いますので、1か月ごとにデータ更新していく予定です。
購入部分(下記この続きを見るには)で、EPSデータと損益計算書データの2つのエクセルファイルに分けて提供しています。
- EPSデータ

- 損益計算書データ
